真剣交際中のお相手の「嘘」を知ってしまった時、あなたならどうしますか？
この世に一度も嘘をついたことがないという人はそういないと思いますが、それでもやはり知ると、傷つき動揺してしまうのが人間です。
しかし、対処法を知っていけば、いざという時にも感情的な衝突にならずに済むかもしれません。そこで今回はお相手の「嘘」を見つけてしまった時の対処方法についてご紹介します。

男女の関係における「嘘」とは？

「嘘」とはどんなものが挙げられるでしょうか？代表的なものを見ていきましょう。


●あるあるな「嘘」

・浮気、二股交際
・仕事を辞めた、リストラされた
・借金をしている、または人にお金を貸している
・実は既婚者
・実は離婚経験者
など

まずは自分自身が落ち着くのが先決

「嘘」の発覚で頭が真っ白になってしまうかもしれません。でも自分が混乱している状態で「どういうこと？」とお相手に詰め寄っても、良い方向に行くことはありません。
お相手にも何らかの事情がある可能性もあるので、ここですぐに問い詰めるようなことは控えた方がベター。まずは自分が落ち着ける場所に行き、一息をつきましょう。
そして頭の中で様々な情報が整理していきましょう。

なぜ嘘をついたのか？を考えてみる

落ち着いたところで、お相手の嘘について考えてみます。嘘の内容だけでなく、その背景まで想像してみましょう。やむを得ずついたものか、確信犯でついたものかによっても、その後の対処が変わってきます。


●「やむを得ず」な事例

・以前は仕事が順調だったが、コロナ不況で会社の業績も思わしくなくなっていることが言えなかった。
→本人も頑張っているが、どうしようもない状況。

・友人にお金を貸したが、まだ全額戻ってきていないことを言えなかった。
→貸した行為自体は自分の責任でもある。友人の悪口も言いたくなかった。


●「確信犯」な事例

・いずれバレることはわかっていたが、自分の離婚経験を隠していた。
→初婚の異性と付き合いたかったから。相手が傷つくことはあまり考えていない。

・二股をずっと隠していた。
→気になる異性を両天秤にかけていたから。どちらの関係も心地よかった。

相手の「嘘」を許せるかが鍵

許せるような「嘘」と絶対に許せない「嘘」があります。何があなたにとって許せるかは価値観にもよるでしょう。
ですが、ここで一つ言えるのは、「嘘」が発覚することでお相手の本性がわかる機会にもなるということ。お相手の言い分に相応の理由を認めることができた上で、自分が許せるなら二人の関係は大丈夫です。時間が解決してくれることもあります。
納得できるまで冷静に話し合う機会を設け、今後の自分たちの話をしてみましょう。
誠意があるお相手なら、しっかりと向き合うはずです。

信じられなくなるレベルの「嘘」をつかれたら？

一方、あまりにも利己的な行動、身勝手さ、ずるさが露呈することで、お相手への信頼や愛が覚めてしまうようであれば、それはそれで致し方ないかもしれません。
再びそういうことが起こり得る可能性もあるからです。
そういう時は苦しい気持ちになりますが、「かえって今回のことで相手の本性がわかって良かった」と思い、関係をリセットした方が良い可能性もあるのです。

おわりに

今回はお相手の「嘘」がわかった時の対処方法についてご紹介しました。
まずは自分自身が冷静になってから話し合うことが重要です。ただし、普段から何でも許しがちな方はお相手を甘やかしてしまうおそれもあるので、「許すのは3度まで」など自分なりのルールを設けることも大切ですよ。
自分ばかり我慢するような関係にならないように気をつけてくださいね。