デートの定番スポットといえば「映画館」ですが、どの映画を見るか悩みますよね。
そこで今回は映画館デートで観るべきおすすめの作品をご紹介します！

よだかの片想い

こちらは直木賞作家・島本理生の恋愛小説を映画化した作品で、容姿にコンプレックスを持つ女性の不器用な恋愛模様が描かれています。
主人公は理系女子大生の前田アイコ（松井玲奈）。アイコは顔にアザがあり、それが原因で恋や遊びはあきらめていた。
ある日「顔にアザや怪我を負った人」のルポルタージュ本の取材を受けたことをきっかけにアイコの生活は一変。本が話題となって映画化が決まり、監督の飛坂逢太（中島歩）と出会います。
分け隔てなく接してくれる飛坂に徐々に惹かれていき、飛坂に片想いをするアイコですが、はじめての恋愛に苦戦し一喜一憂しつつ自分のコンプレックスとも正面から向き合うことになります。
アイコがはじめての恋愛を楽しんだり、苦しんだり成長する姿に勇気を貰える人もいるはず。ほろ苦さのあるラブストーリーに仕上がっています。

アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド

完璧なアンドロイドがひとりの女性に完璧な恋を仕掛けるラブストーリーです。
ベルリンの博物館で、研究に没頭する学者アルマ。アルマは研究の資⾦を稼ぐため、極秘で行われている特別な実験に参加することに。しかしそこに突然アルマの前に現れたのはハンサムなトム。
トムは全ドイツ⼈⼥性の恋愛データ及び、アルマの性格とニーズに完璧に応えられるようプログラムされた⾼性能AIアンドロイドだったのです。
トムは完璧なルックスと性格、そして豊富な知識とあざやかな恋愛テクニックを駆使し、過去に辛い恋愛を経験し、恋愛を遠ざけていたアルマの心を変えようとするが…。
ハンサムなアンドロイド・トムを演じたのは実写版「美女と野獣」ダン・スティーブンス。
完璧なトムにアルマがどのように心を開いて変わっていくのか気になる作品です。

ボブという名の猫2　幸せのギフト

大ヒットした猫映画の続編が2022年に公開！
前作「ボブという名の猫」は、実話を元に書かれた「ボブという名のストリート・キャット」が原作で大ベストセラーに。
ホームレスの青年・ジェームズがどん底の生活を送る中で、野良猫のボブに出会い、あらゆる困難を乗り越えていきます。
続編である今作では、ジェームズとボブがクリスマスに体験した実話に基づくストーリーとなっており、一躍ベストセラー作家になり出版社のクリスマスパーティーの帰り道、ひとりのホームレスに出会います。
ホームレスに、ジェームズ自身がクリスマスを路上で迎えたときの辛く忘れられない話を始める。
ジェームズとボブの絆や、人間的な優しさを感じることができる心温まる作品です。

ゴヤの名画と優しい泥棒

1961年に実際にイギリスで起きた前代未聞の事件を映画化。
197年の歴史を誇る世界屈指の美術館・ロンドン・ナショナル・ギャラリー。この世界屈指の美の殿堂からゴヤの名画「ウェリントン公爵」が盗まれた。
ロンドン警視庁は国際的なギャング集団が犯行したのではと断定。しかし、実はこの事件を起こしたのはごく普通のタクシー運転士であるケンプトン・バントン（ジム・ブロードベント）。
長年連れ添った妻と優しい息子とニューカッスルの小さなアパートで年金暮らしをするごく普通のタクシー運転手だった。孤独な高齢者の生活を少しでも楽にしようと、盗んだ絵画の身代金で公共放送（BBC）の受信料を肩代わりしようと企てたが、事件にはもうひとつの真相が…。
こちらの作品は2021年9月に亡くなった「ノッティングヒルの恋人」ロジャー・ミッシェルが監督であり、最後の長編作品となっています。

映画がふたりの仲をより深めるきっかけに

今回ご紹介した映画館デートですが、会話に困りがちな付き合いたてのカップルは、上映中無理に会話をせずに済みますし、映画のあとは感想を伝え合う事で話題に困る事がなく、非常におすすめです。
また、ふたりで恋愛映画を観ることでドキドキ感を味わうことができ、お互いの気持ちを盛り上げることもできます。デートの際はぜひ映画館へ足を運んでみてくださいね。

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